概要
MovoNTFは通信にEthernetまたはUSBを用いて、ドライバを操作・モニタするソフトです。
このソフトは次のドライバと通信が行えます。
・SVF NWKモデル
なお、MovoNT2はMovoNTFに名称が変更されました。
動作環境
Windows版 (MovoNTF-Win)USBでの通信 | Windows 98SE, Me, 2000, XP |
Ethernetでの通信 | Windows 98SE, Me, NT4, 2000, XP |
Linux版 (MovoNTF-Lin)
USBでの通信 | 対応していません。 |
Ethernetでの通信 |
次の条件を満たすLinux環境 ・kernel 2.2以降 ・glibc 2.2以降 ・libjpeg 6.2以降 ・X11R6互換のターミナルサーバ ・gcc2.95以降が利用可能 ・Ethernet(100Base-TX)を装備 |
なお、このページで紹介する画面はすべてWindows版のものです。
コマンド
MOVOからモータを運転するには、画面からコマンド文字列をキーインするだけです。 また、現在座標、速度、トルク、負荷率、DI/DO、アラームなどのステータスがリアルタイムに画面に表示されます。 |
ユーザパラメタ
・いろいろな運転目的やモータの特性に合わせて制御パラメタ設定することができます。 ・ユーザパラメタとして不揮発化することができます。 ・必要により、パラメタファイルとしてアップ/ダウンロード操作することもできます。 |
メイルボックス編集
・メイルボックスプログラムを編集・コンパイル・アップ/ダウンロード、ファイル操作をすることができます。 |
メイルボックスはサーボランドの提供するユーザプログラム機能の名称です。
MOVOはコマンド言語のインタプリタMOV/2(ムーブ・ツー)を搭載していますので、
このコマンドを言語とするユーザプログラムからシーケンスやモーション制御をすることができます。
プログラムはMOVO本体に不揮発化して格納することができますから、
ホストのいらないスタンドアロンのコントローラ/ドライバとしてシステムを作ることができます。
多軸マルチ画面
MovoNTFでは多軸動作をマルチ画面でモニタすることができます。
ロギング
制御データをリアルタイムに、多軸同期でロギングすることができます。
ロギングデータは連続的にPCのメモリにバッファリングされ、必要に応じてファイルに格納できます。
モーションに沿って変化する速度やトルクを軸ごとにオシロスコープのように画面で観測することができます。
任意の制御データを4chまで指定することができます。
エクセルでグラフ参照
ファイル化されたデータファイルはそのままMSエクセルなどでグラフとして直感的に観ることができます。