リニアモータ制御
SVF・SVEシリーズはモータを選びません。
同期型リニアモータ、ボイスコイル型リニアモータも回転型モータと同じように制御できます。
その他特殊モータについてもご相談下さい。
その他の対応モータ |
・ACサーボモータ ・DCサーボモータ ・インダクションモータ ・ステッピングモータ等 |
エンコーダ | ・各種エンコーダに対応 |
PCからの制御
SVF・SVEシリーズはモータを選びません。
同期型リニアモータ、ボイスコイル型リニアモータも回転型モータと同じように制御できます。
その他特殊モータについてもご相談下さい。
その他の対応モータ |
・ACサーボモータ ・DCサーボモータ ・インダクションモータ ・ステッピングモータ等 |
エンコーダ | ・各種エンコーダに対応 |
通信 | RS232C(最大38400bps、6軸 マルチドロップ式リンク) |
通信 (ネットワークモデル) |
Ethernet(最大100Mbps、26軸) USB(最大12Mbps、26軸) |
MOV2コマンド |
移動命令(P=XXX等) 25種 制御モード命令(VEL、INCなど) 25種 ステータス要求(POS、ALMなど)70種 パラメータ設定、データロギング など各種コマンドを用意 |
movoNT |
MOV2コマンドを使用しドライバを簡単に操作。Windows98,NT,2000,XP の他にDOS用のmovoPCもあります。 シリアルポートのあるパソコンならどれでも使えます。 |
PLCからの制御
Movoネットワークモデルを使ってPLCからモーション制御することが出来ます。
PLCがシーケンスを制御しその中にモーション制御が組み込まれる機械システムを構築できます。
MOV2言語によってモータの動きを操作したりステータスをモニタできます。
上図は接続例です
図は三菱シーケンサによる制御の例です(クリックすると拡大されます)
通信 (ネットワークモデル) |
Ethernet(最大100Mbps、26軸) |
MOV2コマンド |
移動命令(P=XXX等) 25種 制御モード命令(VEL、INCなど) 25種 ステータス要求(POS、ALMなど)70種 パラメータ設定、データロギング など各種コマンドを用意 |
プログラム運転
SVF・SVEシリーズはにはメイルボックスオプションが搭載できます。
この機能により上位にコントローラを置かずに単独でプログラム運転が出来ます。
プログラムはパソコンで編集しドライバにダウンロードします。
SVF・SVEシリーズはパソコンのシリアルポートを使って通信できます。
ドライバのパラメータの設定や状態のモニタもソフトウェアmovoNTを使えば簡単です 。
用意されたモーションコマンドMOV2を使ってパソコンからモータをコントロールすることもできます。
メイルボックスボックス:MOV2コマンド(弊社モーション言語)を使ったPLC機能
I/O入出力、軸間同期信号、と組み合わせて様々なプログラムが可能
・最大1000ステップ
・実行速度 約3msec/行
・条件判断命令 2種
・四則演算、比較演算
・1mS タイマー
高精度制御
SVNシリーズは高い電流精度で微細加工などの分野に適しています。 PWM方式によらないためノイズを最小限に抑えていますので 周辺の計測器、制御装置にも影響を与えません。 半導体製造装置、微細加工機など先端技術の分野で実績を 上げています。 (実例についてホームページには載せておりません) |
電子カム
多軸電子カムをMOVOスタンドアロンで、またはパソコン通信のオンラインで制御できます。
通信はマルチドロップ形式でのRS232Cと多軸高速同期の2通りの方法がご提供できます。
カムデータはMOVOのなかに格納することもオンラインでダウンロードすることもできます。
≪応用例≫
◆製造装置一般:機械カムからの置き換え
・MOVO内部のデータ変更のみでカム曲線を変更できるので機械構成はそのままで幾通りかの
加工・製造などが可能となります。多品種少生産では有効な手段となります。
また、機械カムのようなカム自体の経年変化が無くカム曲線はより安定したものが得られます。
走間切断, 同期位置決め加工, レーザ・オン・ザ・フライ加工
パイプ、紙、鋼板などあらゆるモノを走行中に同期切断(プレス、印刷などの加工)します。
レーザを使ったナノメータ領域でのオンザフライ加工ができます。
外部トリガで現在座標値などを高精度で捕捉することもできます。
現在座標を目標値と瞬時比較して外部にレーザ出射信号などを出すこともできます。
XYステージ座標に同期する、多軸制御ができます。
マルチモード・サーボ系
MOVOのサーボモードは位置決め、速度制御、加速度制御、トルク制御など目的に応じて、
サーボ系をプログラマブルに、かつダイナミックに選択運転することができます。
マルチモード・モータドライバ
MOVOは、あらゆる原理のモータ.. AC同期、DC、AC誘導、VC、ステッピング、リニア型などに
広く対応できるプログラマブルのマルチモードモータドライバです。
≪応用例≫
◆モータ駆動による機構の試験・評価・検査装置:ドライバの共通化
・出力(定格電圧/定格電流)レベルが近いモータであれば、多くのモータで
汎用ドライバMOVOシリーズを用いてドライバの共通化が可能です。
モータに合わせ専用ドライバを用意することなくMOVOであれば多くのモータがパラメータの
変更だけで制御が可能です。
試験・評価・検査装置のコストを抑えることが可能です。
軌道生成機能とフィードフォワード
MOVOは負帰還制御サーボ系に加えて、指定の運動計画軌道に基づく正確な速度、加速度、
加速トルクのフィードフォワードをつくり出します。 これにより、指令パターンは帰還系への外乱
(=偏差発生要因としての)にならないため、等価的に力の操作を基本とする、1自由度のサーボ系と
みなせる構造になっています。
直線・円弧補間
MOVOを連結するだけで、XYステージなどでの直線補間や円弧補間を使うことができます。
直線と円弧の連なりで構成される径路を一様に等速運動させることもできます。
もちろん、ツール軸などがこれに同期して精密加工する事もできます。
≪応用例≫
◆自動塗布装置(枠状に塗布する場合など):塗布ムラの抑制
・MOVOシリーズは直線・円弧補間の軌跡に対する周速一定の制御を行いますので
塗布ツールが周回するような場合、塗布ムラを抑制することができます。
PLL(位相制御)
MOVO PLLには位置制御・速度制御のモードがあります。
PLL(位相固定ループ)は指令パルスやエンコーダパルスの周期を高周波クロックによって精密に
時間計測することで得られる速度制御または位相制御(低速域を除く)です。
一般的な、サンプリング時間でパルス数を計数する方法に比べて格段に滑らかな制御を実現します。
≪応用例≫
◆精密ステージ:移動中の位置・速度偏差の抑制
・仕事をしながらステージ移動するような場合、速度/位置指令に対し位相ズレが無いよう制御を
行うため移動中でも正確な速度/位置管理が可能です。
・速度制御では外部指令パルスの代わりに内部クロックを参照して任意の速度を得るモードもあります。
この場合、速度指令は通信や内部発生で与えますので、システムをシンプルに構成することができ、
かつ、外部でパルス発生させるときのジッタ(パルスぶれ)問題も解消します。
リニアアンプ
ノンスイッチングのリニアアンプ駆動でスイッチングノイズの無い環境が得られます。
スイッチングレスなので周波数特性に優れています。
電流応答が早く、アンプ単体としてもお使い頂けます。
≪応用例≫
◆計測機器:モータドライバのスイッチングノイズの無い環境
・あらゆるノイズを嫌う計測関連機器で、モータドライバのスイッチングノイズを無くすことでより良い
計測環境が得られます。
フルクローズドシステム(デュアルエンコーダ)
回転型モータのモータ軸からのフィードバックに加えて、制御軸先端の位置をフィードバックして
高精度制御をすることができます。
≪応用例≫
◆ボールねじを用いた直動システム:直動部からのリニアスケールによる位置のフィードック制御
・直動部からのリニアスケールによる位置のフィードバックにより高精度な位置決めが可能となります。
リニアモータ対応
パラメータの設定だけでリニアモータにもお使い頂けます。
また、「高分解能対応オプション」もご用意しておりますので高分解能リニアスケールと併せてお使い
頂くことも可能です。
各社リニアモータとの組み合わせ実績ございます。
≪応用例≫
◆高精度ステージ:高分解能リニアスケール対応
アプリケーション・キーワード要覧
アプリケーションで使われる技術用語です
◆エンコーダ: MOVO実装プロトコル
多摩川
マイクロイー S3500
ハイデンハイン EnDat 2.2
ニコン
ミツトヨ
安川 Σシリーズ
レニショー
◆同期制御:
多軸同期
軸間同期
モータ軸名
同期オプション
軸間ケーブル
◆電子カム制御:
多軸電子カム
多軸同期
軸間同期
モータ軸名
同期オプション
軸間ケーブル